2001年。わたしがまだ小学生だった時に見つけた彼らは、すぐに圧倒的な人気を誇るグループになった。
アイドル誌には必ず載っていたし、
自分たちの持ち歌はあるし、
少クラを見れば動いてる彼らを見れるし、
たまーにMステだって呼んでくれるし、
なんなら単独コンサートだってできちゃうし、
DVDだって出したことあるし、
関係ないと思ってた。
ただCDが出てないだけだって思ってた。
それでも、デビューが決まった知らせを友だちからのメールで知った時、軽率にも泣いた。
自分でも驚いたけど、涙が溢れて止まらなかった。
どうなっていくのか想像がつかなかった。
だって前年で既に、これがピークかってくらい供給があったから。
我らのツートップがあのドラマに出た時、今までとは明らかに流れが変わった。
今思えば、それまでもデビュー前とは思えない扱いをされてきたけど、あくまでジャニヲタ内でのことで。
当時は中学生だったけど、ジャニーズに興味あるなし関係なくあの二人の名前を知らない子はいなくなった。
びっくりした。世間にバレ始めてることを肌で実感した。
グループで民放のレギュラー番組を持つようになった。
CMの量が格段に増えた。
正直目が回りそうで、流れに追いつくのが必死だった。
これ以上のことなんてないと思った。
大間違いだった。
デビューを宣伝するための渋谷ジャック。
デビュー発表の記者会見の規模。
あんな派手なもの、これからも見ることはないんじゃないかと思う。
Mステ以外の歌番組に出ることのすごさ。
CDショップに行ったら特大の特設コーナーが組まれてて、街中で彼らの曲が流れてた。
文句のつけようがないくらい無敵の6人だった。
あれから、10年。
ただの10年じゃなかった。
6人が5人になりかけ、6人に戻り、でもしばらくして5人になり、4人になり、そしてまもなく3人になる。
自担の事をこれ以上嫌いになりたくなくて、
自担のいないグループを見て勝手に失望したくなくて一度距離を置いた5人時代。
言い訳がましいけど、わたしの中の彼らを守るためにできる唯一の方法だった。
少しずつ彼らを見ようと思えるようになったのは、MステでPERFECTを披露した時。
あの曲がなければどうなっていたかな、と今でも考える。
わたしの原点はやっぱり彼らだと実感した4人時代。
4人になった時、真っ先に思ったのは
"このままだと壊れてしまう。ここだけはなくしちゃいけない"
という気持ちだった。
意を決してコンサートに再び足を運んだのもFCに入り直したのも4人時代からだった。
どうにもこうにも予定が合わなくて、結局実際行けたのはquarterからになってしまったけど。
正直行くまでは怖かった。
終わったあと、自分がどういう気持ちになるか分からなかった。
だから、びっくりしたの。
心底楽しめた自分がいたことに。
わたしが思っていたよりずっとずっと、彼らは強かった。
ステージに立っていたのは、紛れもなくわたしの好きなグループだった。
2人抜けたグループ、ではなくて、4人のグループだった。
2人の残像は見えなかった。
それが嬉しかった。
何も考えずにただ6人を好きだった時に戻りたいと思うことは今でもあるけど、形が変わってもちゃんと彼らでいてくれたこと、それを好きだと思えたこと、その事実がどうしようもなく嬉しかった。
6人の彼らのにファンになったわたしは、
4人になった彼らに再び恋をしたんだと思う。
そしてこれから3人になってしまうけど、今は何も不安に思ってないんだ。
人数が変わっても彼らは常に一番かっこいい姿を見せてくれることを知ったから。
10年前、確かに全力で好きだった6つの星を、10年経った今でも、許せないこと、納得いかないことはあってもそれもひっくるめて1人残らず愛おしく感じられることを誇りに思う。
馴れ合いなんかいらないよ。
わたしが願うのはいつだって同じ。
いつまでもいつまでも、絶対に手の届かない圧倒的にかっこいい存在でいてください。
手なんか差し伸べてくれなくていい。
ずっとずっと高いところで誇り高く輝いていてください。
そしてまたいつか、どこかで6人が交差する日が来ることをほんの少しだけ期待して生きていくね。

なんて夜中にしんみりしていたら、


本当、ばかばっか。
負けないでね、6人とも。
絶対絶対。
夢見て倒れても立ち上がるんだよ。
どうか、わたしの愛した6人が、それぞれの道で笑える世界でありますように。
またみんなで笑い合える日が来ますように。
泣いた分の笑顔が待っていますように。
あの頭文字は、いつだってきみたちだけのもの!
改めまして、
KAT-TUN10周年おめでとうございます!!!!
ライブ楽しみにしてるよ!!!!!
ド派手でとびきりかっこいいのを頼む!!!!10Ks!!!!!!!!!!!!!!!!!!!