赤西仁のことなんてさっぱり分からない
4月6日、土曜日。
自担のドキュメンタリー上映会の初日を観に越谷へ行ってきました。
「JIN AKANISHI 5th Anniversary Our Years Film」
事情を知らない人が読んでくれているかもしれないのでご説明しますと、本当はツアーをやるはずだったんですよ、赤西くん。
今年は仁くんが独立してから5年という節目の年で、多分いろんなことを計画してくれていて、その1発目がこのツアーだったの。
だったんだけど、
「赤西仁 変形性腰椎症と診断。2019ツアー構成内容変更を報告」
お知らせ見た時頭の中真っ白になったよね。
まずこれがどういう症状なのかも分からなかったから無になりつつも必死でネットで調べて、
命に関わるものではないこと、
きちんと治療をすれば治るということ、
まで分かって少しホッとして、その後にじわじわきたんだよね。
あ、仁くんを見れないんだ。
今回運良く希望してた日程全部のチケットがFC枠で取れて、中には新元号初日の日なんかもあって、個人的にすごく楽しみにしてた分まぁまぁショックで。
でもただキャンセルにするんじゃなくて、後々やろうとしていたものをこのタイミングで実施することにしたこと、
特典や同行者のみの払い戻し対応などなど、ツアー内容変更の発表から詳細決定まで短期間だったにも関わらず、できる限りのことをしてくれたこと、
他の人のブログにも書いてあったけど「考えてくれたこと」がすごく嬉しくてね。
さすがだなって思ったよ。
FC会員へのメッセージ動画もありがとう。
あれめちゃめちゃかわいかったから、周りの人に見せたいくらい。*1
わたしはもともと3公演行く予定で、お知らせがあった時は一瞬どうしようかなって思ったんだけど、せっかくだし当初の予定通り3回観に行くことにしました。
で、初日を迎えた感想ですが、
え、これ3回で足りる???
これ↑に関しては出たよオタクの戯言って感じで聞き流してもらえればと思うんですが、すごく良かったっていうのは事実です。
もともとライブDVDの特典にあるドキュメント映像とかがすごく好きっていうのもあるんだけど、独立してからの5年分のドキュメントを見られるなんてなかなかないよね。
しかも150分の長尺!まさかのトイレ休憩あり!むしろ普段のライブよりも長い!w
作り方も良かった。
これだけ材料があるんだから、事務所を辞めたことにフォーカスしていわゆる困難!苦悩!葛藤!感動!みたいな作り方もできたと思うんだけど、曲作りに対する思いやライブへのこだわりをフラットに語っていて、こっちも変にしんみりせずにすごく前向きな気持ちで見られたというか。
そもそもあのナレーションがある時点でしんみりなんてできないんだけどねw
情熱大陸かプロフェッショナルかな?って思わせるようなトーンで冒頭から笑ったw(※声の主は赤西仁本人)
個人的には取引先にネットバンキングでお金を振り込んでいるところがお気に入りですね(そこかよ)
この作品を作るのにいくらかかっているかとか知る機会なかなかないし、妙に現実味を帯びてて。
良いものを作ろうとしてついお金を使いすぎちゃったと言う場面がありながらも、
ここを改善するにはこの機材を追加すれば解決できるかもという提案に対して
「それだとこのくらい費用がかかるから、こういう風にしたらいいのでは」
って代案を出す場面もあって、当たり前だけど、プロとして仕事してるんだなって思った。
演出で言うと照明へのこだわりがすごかったな。
仁くんのコンサートに行くと分かるんだけど、ライティングがめちゃめちゃ凝ってて、きっとこだわってるんだろうなとは思ってたんだけど、制作過程を見たら想像以上だった。
初日が始まっても調整と修正を繰り返してたからね。
プロなら初日にちゃんと合わせろやって意見もあると思うんだけど、どんなに準備して完璧だと思っても、本番をやってみると絶対課題点って出てくるんだよね。
言っちゃえば多分見てる側にはそこまで分からないような部分も直してて、より良いものを提供したい、自分が納得いくまでこだわりたいっていう思いを感じて感じてかっこよかったな。
時間さえあればどこまででもこだわるんだろうなと思った。
昔の曲に対しても語っていたよ。
【JIN AKANISHI 5th Anniversary Our Years Film】
— yuri🥞 (@ch0n_0110) 2019年4月6日
昔の曲、ムラサキやcareに対して「歌詞も若いし恥ずかしい」って少し笑いながら言ってて、きっと他にもいろんな思いがあっただろうに、それでも懐かしむように発してくれて、すごく嬉しかったな。
仁くんにとっても大事な曲だといいな。#jinakanishi
こういうふうに語れる未来が仁くんに来てくれてすごく嬉しかったし、それをわたしたちに発してくれたことも嬉しかった。
何より嬉しかったのが「やりたいこと、欲がどんどん出てくる」っていう言葉を聞けたこと。
ウォルト・ディズニーじゃないけど、仁くんが想像したことは全て実現できるって結構本気で思っているよ。だってこの人は赤西仁だから。
まだまだいろんなものを見せてくれるんだろうなって思うと、本当に楽しみ。
全然想像つかないもん。
仁くんを好きになって結構な年数が経つけど、この人がどんなことを考えているかとか全然分からない。
これからもずっと分からないままなんだろうな。
分からないからこそ面白いし、見続けたいって思うんだね。
最後のエンドロールのところ、あれ反則ね。
本人はそんなつもりさらさらないんだろうけど、思わず泣いちゃいそうだったよ。
敵わないなって思った。
まだまだいろんなところで上映するから、少しでも仁くんを通ってきた人にはぜひ見てみてほしいです。
赤西仁、超かっこいいですよ。
どうぞ宜しくお願いします。
*1:ごめーんみんなぁ!って眉下げながら言うんですよ。ずるい。