ふりむくわけにはいかないぜ

打ちぬけよド真ん中。KAT-TUNと仁くん。

大好きなKAT-TUNのこと、大嫌いで大好きな自担のこと

KAT-TUN 10th Anniversary Live"10Ks!"(読み:テンクス)が先日終わりました。

本当は終わった直後に書きたかったんだけど、気づけば5/6。

当初は初日の4/3ナゴヤドーム、オーラスの5/1東京ドームの2公演に参戦するつもりが、気づけば4/29にもドームにいた。びっくり。

今回は10周年のコンサートでもあり、充電前最後のコンサートでもあり、どうしたって昔のことを振り返らずにはいられないので、そのへんのことも踏まえながらこのブログを書きたいと思います。

元メンバーのことにも触れます。

そうしないと、この記事は書けないので。ご了承ください。

そして超長いです。ご了承ください。













彼らに出会ったのは今から15年前、2001年。

KAT-TUNが結成して間もない頃で、わたしはまだ小学生でした。


KAT-TUNを知ったきっかけは違ったけど、1番好きなメンバーはずっとずっと赤西仁くんでした。

当時デビューしてないジャニーズを知ってる子なんて周りにほとんどいなくて、田口担の親友と雑誌の切り抜きを交換したり、お小遣いを貯めて買った神サマーコンのDVD、録画した少クラや深夜時代の裸の少年のビデオを一緒に見たりしてました。大変コンは映像化されてないから、雑誌のレポを何回も読みました。

Myojoを買うのが楽しみでさ。昔は半ページにも満たなかった甘ささやアマンの撮る6人の写真、KAT-TUNへの愛が伝わってくる近所のお兄ちゃんっぽい記事を読むのが大好きでした。

(あとは仁くんの写真がかっこ良かった)

(あとはじんかめの写真も多かった)


まだ幼くてコンサートにも行けず茶の間もいいとこだったけど、今振り返ってもデビューまでの期間は超楽しかったな。

今も十分楽しいけど、多分ジャニヲタとして、KAT-TUN担として1番純粋に楽しんでいた時期だったんじゃないかと思う。好きな人たちを、余計な感情を挟まずただ好きっていう気持ちだけで応援していました。


仁くんが好き、何よりKAT-TUNが好きって事が大げさじゃなくて誇りでした。

こんなかっこいいグループを知ってるんだよ!って周りに自慢したかった。

(実際してた)(誰それ?って怪訝な顔されたけど)



デビューしてからは、どうだったかな。

楽しいことも嬉しいこともたくさんあったけど、赤西担としては辛いこともたくさんあったな。


1番は、仁くんがあんまり笑わなくなったことかな。


歌っている姿もかっこつけている姿も大好きだったけど、笑ってる仁くんが1番好きでした。

かめと2人でげらげら笑いながらばかな発言をしたり、中丸のことを一緒にいじっている姿を見るのが大好きでした。


2009年の惑星魂に行った時の日記を見てみたら、こんなことが書いてあって。


"彼はもうジャニーズにいたくないのかもしれないけど、2年前のあの春に、あの場所に帰ってきてくれて、本当に嬉しかった。涙が止まらないくらい嬉しかった"

"昔見せたあのくしゃっとした笑顔が、たとえテレビに映らなくても、彼の中から消えませんように。あの頃の赤西仁が、彼の中に残り続けますように"


重いな。



でも、当時は本気で願っていて。


最後の方は見てるのが辛くなったな。


"サングラスを外せばかやろうが!!!!!!!!!!!!!やる気を出せ!!!!!!!"


ってテレビに向かって何回呪ったかな。

イライラが止まらなくて、これ以上見てると本当に嫌いになりそうで、でも嫌いになりたくなくて。


だから、そうなる前にわたしは自分から距離を置きました。


好きの土台はあくまでKAT-TUNだったから仁くんが抜けてからも嫌いになるとかはなかったけど、自担がもう戻ってこないと分かっているコンサートに今までと変わらない気持ちですぐに行けるほど強くはなれませんでした。

言われて当然だとは思いながらも、どこで仁くんに対する言葉が聞こえてくるかも分からない場所に足を踏み入れるのが怖かったのもあります。自分では散々仁くんへ悪態ついてたのに、人から聞くのはやっぱり辛かったんです。我儘でごめんなさい。


でも、仁くんはもういないけど、赤西担は肩身の狭い思いをするかもしれないけど、いつかまたコンサートに行きたいって気持ちはあって。

うだうだ思いながらもなかなか行けず、結局次にKAT-TUNのコンサートに行ったのはquarterの時でした。


驚いたなー。あんなにかっこいいと思わなかった。いつも想像以上のものを見せてくれるグループだったけど、それを分かっていながらも驚いた。

何より、最後に見た時から2人減ってるのに物足りなさを感じさせず、自担がいない中こんなに楽しめたことがすごく嬉しかった。

ちゃんとKAT-TUNを好きだったんだって改めて実感できて、それが何より嬉しかったんです。

10周年のコンサートは絶対に自分の名義で取りたいと思って、FCにも入り直しました。


そして迎えた10Ksですよ(ようやくここまできた)(長くてごめんなさい)


いや、まさか3人になるなんて思いもしなかったけど!!!!!!

もうこうなったら今抱いているいろんな感情をすべてぶつけてこようって気持ちで臨みました。


初日はグッズ列がえぐすぎてぎりぎりでペンラ代行してもらえて、死ぬほど走って倒れこむように席について、ステージ見たらちょうどメンバーが出てくるところでした。


目に飛び込んだセットが海賊船で、流れてくるイントロがGOLDだって分かった時、涙腺がバカになりました。海賊船のGOLDは反則だろ。


ジュニアを一切つけずに3人でドームに立ったところに彼らの覚悟を感じたし、セトリの組み方やコント1つ取っても、3人のこのコンサートに対する思いを感じました。

特効も凄かったけど、なによりあんなにドカドカ放たれる火や水やレーザーすべてを自分たちのバックにつけちゃうKAT-TUNが最高にかっこ良かった。

quarterの時も思ったけど、特効自体はお金と場所があればできるけど、あんな演出選ばれた人たちじゃないとできない。


MOONでは、少プレではなかった、聴こえてくると思わなかった高音のハモリが聴こえてきたことに驚いたな。

特に意識してなかったのかもしれないけど、そういう些細なところにもぐっときた。


オーラスでかめの挨拶を聞いた時は、いろんな気持ちが一気に浄化された気がしました。

"K 亀梨和也"のあと少し間があって、そこから涙が止まらなかった。

何に対してか分からないけど、泣きながら心の中で"ありがとう"って何度も何度も呟いてた。




赤西担だったわたしがまたこのグループに戻ってきたいって思えるようになったのは、過去に固執することなく、でも過去をなかったことにしないでいてくれたからです。

今までもそれを感じたし、だからこそ自分の中でいろんな気持ちを少しずつ消化させてきたけど、あのかめの言葉を聞いて、おこがましいけど、なんだか赦してもらえたような気がしました。


今が1番かっこいいグループでいてほしいっていうのがわたしの願いだったけど、願うまでもなかったね。

自担のいない人に、何回も公演を見たいって思わせるほど魅力があるグループなんだよ、君たちは。これってすごいことだと思う。


あの時確かに6人だったし、5人だったし、4人だったけど、どの瞬間もその時1番かっこいいグループだったよ。きっとこれからもそうだね。


もう自担はいないけど、KAT-TUNがわたしの大好きなKAT-TUNでいてくれるから、これからも船には潜り込み続けようと思います。


とっとと充電完了して、またドームで派手に暴れてね。絶対行くからね。


最高に楽しかったよ!!!!!!!

どうもありがとう!!!!!!!!!!!